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甘グリの家

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グリのかーさん・・・

2010.3.29(Mon)



 (※今日は少し残念なお知らせです。長いし、苦手な方はスルーして明日来てね)





もうすぐ4月だというのに雪が舞った今日の京都。

お昼休みにグリの命の恩人であるボランティアのライムさんより1通のメールをいただきました。
午後からの半日、仕事手つかずで頭の中はメールのことで一杯・・・。











「ただいま!」

いつも通り玄関先まで「パタパタパタ・・・」と駆け足で出迎えにやってきたグリの顔を見て

半日、仕事中耐えていたものがボロッと落ちました。
そして、ムギュウっとグリを抱きしめました。




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グリちゃん、アンタのかーさん、亡くなったよ・・・。



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グリのかーさんが2010.1/21に虹の橋を渡りました。

↑この写真は私の大切な宝物になっている、グリとの出会いの写真。
「いつでも里親募集中」というサイトに、ライムさんが里親募集をかけていた記事の写真。

右上の首輪付けてる子がグリのかーさん。

左側にビットリとくっついてる甘えん坊がグリ。


「仔猫だけでなく母猫もろとも捨てるなんてっ、その人間、どーいうこった!!」
と激怒りいたしました。


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グリは兄弟の中でも1番甘えん坊だったような。
(どの写真見ても、かーさんの横を陣取ってる(笑))


私がグリとのお見合いに行った時、かーさんとも会いました。
↓この写真はその時のものではありませんが、まさしくこんな感じでー

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凛としたかーさんの雰囲気に私はすっかり呑まれてしまい・・・そのオーラに負けました。




かーさんはあの、猫への虐待が今も絶えない恐ろしい大きな公園に、2度、捨てられかけたのです。




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グリのかーさんは、最初の飼い主に捨てられてあの公園で暮らしていました。
ある日、1人の女性にかーさんは拾われました。


その家に行くと♂のニャンコがおりました。
しかしその飼い主は去勢手術もしておらず、かーさんの避妊手術もせず、で
生まれてきたのがグリたち。
その飼い主の家には実はもう1匹♀ニャンがおり(=かーさん合わせて成猫3匹というわけ)
グリのとーさんは、そのもう1匹の♀にゃんとも子供を授かりました。
さて、困ったのはその飼い主で、家に仔猫がいきなり10匹近く溢れ返った・・・。
で、自分が拾ってきたその恐ろしい公園に、グリとかーさん達5匹の方が犠牲となって捨てられかけた・・・。


本当に、2度目の公園暮らしを味わわなくて良かった。
2度も捨てられるって・・・ねぇ!?


・・その飼い主もおそらく最初は「なんてかわいい子!」「捨てられてて可哀想。」と思ってかーさんを
家に連れて帰ったのでしょう。
避妊手術をしなかった。これはその人の判断だと思います。
「自然の摂理に反して、一生母親としての幸せを感じられないままに死んでいくのは可哀想、それこそ
人間の都合じゃないの?」という意見もあります。確かにわかります。


ただ!
私思うに、その後ですよ。


「1回だけ産ませてあげて、それ以降は手術しよう」とか「いや、ウチはずっと手術はしないよ。」とか選択肢はありますが、
産ませると判断した以上・・・生まれてきた何の罪もない子達を、絶対に捨てたりなんかしないでほしいのです。
その親子の命に最後まで責任を持ってほしいです。
自分の家で飼えないなら、せめてアナタが代わりにその子達に新しい安全なお家を見つけてあげてほしい。
それが命を増やそうと判断した人間の責任じゃないでしょうか。


これからまた外では不幸な子達が生まれ、捨てられたり死んでいく季節がやってきます。
捨てる人間は極悪非道で論外ですが、その小さな命に手を差し伸べてくれたアナタ。
それは「命を預かる」ということとイコールです。たとえ一時的であっても。
どうかその命に対して、自分が出来る範囲で責任を持ってほしいです。




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少し脱線しましたが・・・



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かーさんは。
ライムさん宅に救われた後、3人目の飼い主の元へと巣立っておりました。
私がグリを引き取りにライムさん宅へ2回目お伺いした時にはもう、かーさんはそのお家へともらわれておりました。
それを聞いてとても安心したのを覚えています。



私はよく、
「グリは、このかーさんの美貌があってこそだよね(笑)。」とか、「グリちゃんはかーさんに似て美人だね!!」
と周りから言われますが、私の中では、
「美人・・・いや、それよりも!かーさんはオーラが他の猫と違うんだよ!そのオーラがっ!」と言いたいの(^v^)。




まだまだ若かったかーさん。
ラグドールの血がちょびっとmixかと思う、その風貌。
そのあまりにも短くて波乱万丈な猫生。
最期を看取られた3人目の飼い主さんからは何が原因で、というお話はライムさんも聞かれてないので
わかりませんが。
私は、このかーさんの行く末が実のところ一番気になっていました。グリを引き取ってからもずーっとね。



人間ってもう信じられない、かな・・・?
病気になっちゃったのかな・・・。
しんどかったのかな・・・。
でも最後のお家では幸せだったよね・・・。
産みの親である貴女が亡くなったと聞いて、育ての親の私は
片腕を失ったかのように辛くて寂しいです・・・。
不甲斐ない育ての親ですみません・・・。



本当に今もいろんな想いが巡ります。




猫は時々宙をじっと見ている時がありますね。人間には見えない何かを。
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きっとそれって、その猫族の遠い親戚たちが会いに来てるんじゃないかしらと思います。
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グリのかーさんも来たような気がします、お別れに。



知らせてくださった3人目の飼い主さん、ライムさん、本当にありがとうございます。






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【最後にちょびっとオマケ】

☆私がブログ内で自分のことをいつもグリの「ねーさん」と表記しているのは
この「かーさん」が実在・健在だからでした。

☆「21日」・・・私にとっては何か縁のある数字です。
グリが我が家に来たのは6/21。
私のB・Dは21日。
そして、グリのかーさんが旅立ったのが1/21。
・・・こりゃ忘れんよ。
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by amagurihouse | 2010-03-29 21:25 | 備忘録