2008年 12月 09日
イガグリから甘グリ vol.Ⅰ
たまには真面目なお話でも。
(プロフィール欄にもおおまかに書きましたが、も少し詳しく)
猫を飼いたいと思い始めて、約1年間。猫について色々勉強をし、今までは家族もろともに飼ってきた動物を、今度は本当に私ひとりで責任をもって20年近く飼えるかを吟味していました。
ついに今年の5月頃、最終的確信を得た私は「お腹の白い子がいいなあ・・。真っ白もいいけど、でも三毛か白キジか白サバがいいなぁ・・。」と漠然と思っていました。
”いつでも里親募集中”というサイトを見てはいくつか応募を試みましたが、「ひとり暮らしの方はご遠慮ください」の文字に門前払いをくらった気分になり、応募してみてもやはり近場の方を選ばれたりで、なかなか良いご縁にめぐりあえず、少々あきらめモードでした。
でも今思えば、もし自分が逆の立場、譲る側ならば、やっぱり「ひとり暮らしの方はちょっと心配。。。」と思ったでしょうし、お譲りするならできるだけ近くに住んでる方に、って思ってしまうと思います(^^ゞ。
もしくはその方にやはり一度お会いして、その人となりを見極めてからって思ってしまいますね。命のバトンなわけですし、ひとり暮らしは寂しいから飼うとか、可愛いからってだけとか、いい加減な気持ちで飼ってほしくないし。
そんな中、6月初め頃サイトでこの写真の三毛猫に釘付け。
『私好みのアーモンド型の目に、サバトラのシマシマ柄入りの薄い三毛ちゃん!(当時、縞三毛という種があることを知りませんでした)しかもおとなしくて甘えただって!』
・・でもまぁ、今回もどうせダメかもな~と弱気ながらも6月3日、応募をしてみました。
すると「是非会いに来てください」とのお返事がっ!
身震いしましたよ。宝くじに当たったくらいの(当たったことないけどっ)感動。
メールでは「当日、もし気に入られたら連れて帰られますか?」と言われ、「えっ!いきなり連れて帰らせてもらえるの?」とそのお言葉にさらに驚きました。
全く見も知らずの私に、会う前からいいのか?!って気持ち半分、私の情熱をわかってくださった方がいた!って嬉しい気持ち半分・・・。
6月8日(日曜日)、職場の後輩をお供に連れて大阪までグリに会いにいきました。
(そんな風に聞こえました)
この、凛としたオーラを放つお母さん。4匹の子を守り抜くという強い目をしていました。
それなのにシャーっともフーッとも言わずに、ただ寡黙にジーーーーっとこちらを見つめていました。「今度の人間は私らをどうしようっての?!」とでも言わんばかりに・・。
ボランティアさんに保護される前に、ある人間に公園に捨てられかけたという記憶があるのか・・。
こちらはグリ(当時、実はココちゃんという名でした)と、兄弟のキジトラ猫のすずめちゃん。
すずめちゃんは現在温かいご家庭にもらわれて、名を“にゃそ吉”ちゃんというそうです。
私の中ではこの子が4兄弟の一番上ってことにしてます(^^ゞ。
え~っ・・・?(ネボケ)
こちらの黒い子は黒ちゃん、改め、現在“ヤマトくん”として同じく温かいご家庭で育っています。私の中では4兄弟の次男坊にしてます。
ふ~ん、何か落ち着きないよね。
こちらのアメショ柄のかわいい女の子。優しいお兄さんに貰われていきました。名を“あけみちゃん”というそうです。この子が一番最初に里親に出ました。
私が伺った日の前日だったそうで、残念ながら会えませんでしたが・・。私の中では4兄弟の3番目。グリのおねぇちゃん。
そしてココちゃん(グリ)。私の中では末っ子の設定ですが・・。お母さんの横に常にべったりなところや、お兄ちゃんのすずめちゃんにもべったりだったし、行った時も遊んでもらってました。・・・この頃から既にべったり姫ですな(;一_一)。
私が初めて抱き上げた時、「うにゃうにゃうにゃ・・・」って何か喋りました。それが赤い紐だったのかな。・・・その頃からしゃべり姫ですよ(^^ゞ。
大阪のボランティアさんに実際にお会いして、私の境遇、飼おうと思った経緯、今までの動物飼育歴等々、お話を詳しく申し上げ、でもその場ではグリを連れて帰りませんでした。
もう一度冷静に考えようと、1週間考えました。
そして6月14日正式に譲り受けたいと返事。
さらに1週間後の6月21日にグリを引き取りに再び大阪へ。
【・・・次回へつづくっ!】
それはきっと野山に落っこちてる“イガグリ”だった。
助けられて、“甘グリ”になれたココちゃん・・・
その公園には未だ、猫を捨てる人が後を絶ちません。
おそれ多くも二つのランキングに参加中でっす!($・・)/~~~
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いつも応援有難うございます。きょうたろう九拝。
by amagurihouse
| 2008-12-09 23:27
| チビグリ(ブログ開始前のグリ)